慶応のれきけん

慶応義塾大学三田キャンパスの門。
かつて正門だったものがいまはサブの門になっています。

最近、高輪と三田界隈を歩くことが多かったのですが、かつて福沢諭吉が三田で慶応義塾を、後藤象二郎が品川駅のあたりに別荘を持ち、両者は日本のビジョンについて語るために通いあっていたそうです。いまでこそ建物がびっしりで遠く感じますが、たいした距離ではありませんね。

福沢諭吉の弟子の一人、井上角五郎は朝鮮にハングルを普及させるという使命を持って朝鮮に渡り、帰国するも次にはサンフランシスコに農業移民とともに行き、その後、北海道の北炭という炭鉱会社の専務となり北海道に製鋼所と製鐵所を作りました。後藤象二郎の門下生でもあったため、政界に進出もしています。

この目線で見ると、三田ー品川エリアで、福沢諭吉、後藤象二郎などの人物が日本の未来を考え、人を活かそうとしてきたことを感じることができます。

ところで、歴史的建造物好きの私としては、明治期の建物がこのまま立派に残されていることに感激します。きっと維持は大変でしょうが、おかげであの時代の空気が伝わってきます。

 

 

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