ニセコ倉庫群と初代館長

歴史的建造物ニセコ倉庫群。
ここはかつて、馬鈴薯などの芋から採れたでんぷんを製造し、全国に供給していた場所です。

現館長の向田薫さんは、札幌高専出身で専門は建築。
新しいデザインを創り出すより、古い建物に関わる道を選びたいと、京都の建築会社に入社し、金沢城の修復に関わった。NHKの大河ドラマ「利家とまつ」の頃で、さまざまな経験を積んだとのこと。

それからニセコ町役場に勤め、ニセコ倉庫群のために退職し、NPOを立ち上げ、そして初代館長としてこの3年間頑張って来られました。

先日、突然、NPOを解散し、館長も辞任するという連絡に驚き、最後のイベントに参加しました。

彼女は、ヘリテージマネージャーという資格を持ち、建築士でもあり、歴史的建造物の保存への実績もあることから、これから活躍すべき存在であることを考えると残念でなりません。

以下は、雑誌「by way 後志」への寄稿ですが、彼女がいなければ、こういった歴史の掘り起こしはできなかったでしょう。文章を読むだけで、人間性、教養、歴史的建造物から生み出される価値、そして愛情が伝わります。

文化庁、道庁にはぜひ、向田さんを別の立場で活躍させていただけないかと切に思います。

いつか別のかたちで歴史的建造物に関わる彼女の笑顔が見られたらと思います。

 

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