工場夜景カウントダウン

工場夜景で有名な北海道室蘭市JXTG。

2019年3月いっぱいで石油精製を終了し、配送のみになります。

従業員は、300人のうち30名を残して、各地に異動。

いま、旭川、北見、札幌など全道各地、そして、東京など本州からもアマチュア、プロカメラマンが大勢来ています。

3月も残すところあと僅か。

フレアも小さくなり、そろそろシャットダウンへ向けて整備をはじめているころかもしれません。

今回のJXTGの縮小のほか、新日鉄住金は、5月に日本製鐵に社名変更、下請け会社の統合が進んでいるようです。また、日本製鋼所も10月に分社、子会社化を進めます。

工場に頼り切り、資源がたくさんあるまちの観光をなおざりにしてきた行政ですが、これからどうするのか、というタイミングで、市長選に2名が名乗りを上げ、一騎打ちになる様相です。

現役市長は、続投を望むも、職員が向きあって話さない、このままでいくと4年後は厳しいと、推薦を見送るなど、現役優位ともいえない感じです。

どちらになろうとも、大切なことは、日本の人口減を見据えたビジョンであり、実行力です。これは全国どこの行政にもいえることでしょう。

2100年には、日本の人口は、ざっくり0.5億人といまの半分くらいになる見通しです。

では、20-30代の女性、出産可能人口はというと、あと20年で2割減、45年後には半分になると言われています。これは自然減です。

都市への移住は加速しますから、ローカルでは、その倍くらいで出産可能人口が進むと仮定すると、この年代の女性の仕事がある、住みたくなるまちにしてきたのか、ということは重要です。

論点はいろいろありますが、未来のイメージでは、都市圏はなくなりませんが、ローカルは生き残れるところと生き残れないところがはっきりしてくるでしょう。

それは10年後にはある程度決まってくると思われます。

いま、全国各地では企業誘致はもちろん、生き残りのために必死で観光推進、起業推進、さまざまなことを地域と広域で連携して行っています。

この工場の灯りが消えたとき、何ができるのか。

いま、炭鉱遺産を日本遺産にし、観光の流れを作る取り組みに私も参画していますが、産業の盛衰の中で、世界から学べることはたくさんあるはずです。

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