ヤスケンと母校 -記憶を遡る空間-

写真の記事は、俳優の安田顕さんの母校旧絵鞆小学校が、閉校するときに安田顕さんが書かれたものです。

この学校は2棟の円形校舎で、とてもユニークな形をしています。
私も母校なので、TV局、新聞社など、何度か取材対応したことがあるのですが、学校の歴史的建造物が持つ記憶を呼び覚ます効果は絶大です。

いま少子化によって、全国で学校の廃統合が行われていますが、学生時代の記憶は、人生を振り返り、自分の道を確認する意味で、とても重要だと考えます。その記憶を引き出す配慮が行われている自治体が全国にどれくらいあるでしょうか。

安田顕さんとは、先日、NHK・北海道中ひざくりげでご一緒しました(2018年6月29日放送)が、湧き出る想い出、そして感激でいっぱいでした。

全国的な統廃合の中で、典型的な経済の論理では、宅地にして固定資産税を得ることを優先したくなるのでしょうが、公的な機関は「人の記憶を呼び覚ます価値」を考えた閉校した学校の活用をもっと考えていただけないかと思います。

どんどん建物が建て替わる都市と違って、地方都市には、古い建物が多く残っています。
「記憶」を考えると、こういった建物をうまく活用することは、まちの資源になりうるはずです。

 

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