第一回札幌芸術祭・フォーラム -石炭の記憶-

ネット検索をしていたら、懐かしい映像が出てきました。

いまから4年前の第一回札幌芸術祭で行われた【札幌国際芸術祭2014連携事業】連続フォーラムで講演したときのものです。

 

【札幌国際芸術祭2014連携事業】連続フォーラム
札幌を創った「近代」の底力を学ぶ -空知産炭地域から札幌への問いかけ-

というテーマで、全6回にわたるもの。

私は第四夜に登壇し、自然環境から石炭、鉄道、製鋼製鉄など、2時間話しました。

札幌を創った「近代」は、周辺都市によるさまざまな産業・文化があった。そこを基礎に、過去から未来をデザインする。アート、地方創生のさまざまな企画の基礎、ブランド発想の基礎ですね。

現在、「炭鉄港」というキャッチフレーズで、日本遺産を目指していますが、これは明治産業革命遺産という世界遺産に連なるもので、本州は登録されているのに、なぜか北海道だけ登録されていません。

これを価値化すべく、北海道庁が動いており、私の属する社団法人も協議会に参加しています。

昨年、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟というものが発足。
日本遺産の登録への動きを進めつつ、登録後を見据えた活動を地味に広域に行いはじめました。

私の目線は、やはり「記憶」です。

ネットで誰でも情報が発信できる情報時代といものは、高々20年くらいのことで、過去の多くの記憶はなされていません。

また、深く考えて記録することもできない社会になってきていると感じています。それは、昭和初期と現在の書物を比べるだけでよくわかります。

これは全国的な傾向で、高度成長期に続いた記憶中心の画一化教育のため、じっくりものごとを考えない傾向にあると考えます。

少なくとも、現在ある歴史的建造物、モノ、書物などに光を当て、残し活用することで、記憶を蘇らせる余地を残し、高齢化社会をうまく活用して、記憶を記録にし、歴史を残すことはとても大切ではないかと考えています。

このこと1つでも、私はこの専門、などというのではなく、幅広い領域をポジティブに学び、つなげる目線を持つことが必要ではないかと思います。

それは、情報時代に必要な優れた編集軸を生むためにも大切なことだと考えます。

 

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